さて、今回は長くなります。Worldsに向けて、細かな要素が沢山並んだピッカピカの調整リストをご用意しました! メタについては良好な状態にあると考えているので、あまり波風を立てないよう、慎重に調整を行っています(ヤスオがどこかで風を吹かせているかもしれませんが……)。
というわけで、マークスマン(ミス・フォーチュン、ルシアン、トリスターナ)とジャングラー(イブリン、ヘカリム、スカーナー)に強化を施しているほか、あらゆる場面でピックされているチャンピオン(カルマ、シンドラ、ボリベア)には弱体化を行い、カウンターピックの幅を広げ、相手側の反撃のチャンスを増やしました。
そのほかにも、より明確なアイデンティティを与えて長所を研ぎ澄ませる変更や、スキルキットの明瞭性を高める変更も行っています。
最後に、Webサイトでも告知しましたが開発チームは近々AFKタイムを取ります 。そのため、このパッチ10.16は通常の2倍の期間続くことになり、パッチ10.17はスキップされます。10.17がリリースされる頃に複数のバランス調整も行う予定なので、その詳細の発表にも注目していてください──次のフルパッチは10.18になります!
以下をしっかり読んで、今シーズン3つ目のランクスプリットやWorldsに備えておきましょう。
TFTのパッチノートをお探しの方は、こちらのポータルをご利用ください!
日本時間8月9日23時59分より、今シーズン最後となる3つ目のランクスプリットが始まり、さらに今回はおまけ付きです! 通常のスプリット報酬に加えて、スプリットポイントを750獲得したプレイヤーはシリーズ1のランダムなエターナルカプセルを受け取ることができます。
Qの基本ダメージが増加。Eのダメージタイプを変更。
アカリはプロの試合において影に潜んでしまっているため、序盤のダメージを増加させることで、すべてのスキルレベル帯でアサシンとして活躍できるようにしました。また、スキルキットのダメージタイプを合理化してアイテム構成の効率を高め、防御アイテムをビルドしない敵へのダメージを向上させてもいます。
Qの増加攻撃速度が高スキルレベルで低下。
パッチ10.8でアッシュに行った終盤の強化を元に戻すことで、序盤の火力や補助性能に劣るほかのマークスマンたちが(彼女に相対した際に)終盤戦で活躍できる余地を与えました。
基本体力が低下。Wの最大体力回復量が低下。
バードはとくにプロの試合で存在感を増しているため、序盤のパワーを少し低下させることで、カウンターピックの幅とレーン内でのプレッシャーに晒される可能性を広げました。
Qのクールダウンが減少し、モンスターに命中させてもクールダウンが50%短縮されないように。
イブリンのQのパワーを強化し、ジャングルや序盤の小競り合いで彼女の魅力をアピールできるようにしました。また、モンスターにQを当てた際のクールダウン短縮が混乱を生んでいたため、これを廃止してゲームプレイの明瞭性を高めてもいます。
Qのクールダウンが短縮、命中時のクールダウン短縮が高スキルレベルで低下。
Worldsを前にして、サイドレーンでプレッシャーをかけ続けられ、終盤に向けての強化具合に優れるスカーミッシャー(高い継続火力と特殊な防御スキルを併せ持つ、小競り合いを得意とするサブクラス)が欠けていることに気付きました──そこでフィオラの状態を万全にし、チームとして選択できる戦略の幅の拡大を目指します。序盤の戦闘で “素早く、正確に!” 攻撃する能力を強化し、さらにスプリットプッシュのための機動力を高めました。そして、この変更とバランスを取るために、高スキルレベルにおける命中時のクールダウン短縮量を低下させました。
Eの増加移動速度の加速率が上昇。
この馬男は全力疾走できない状態にあるので、ギャンクとエンゲージの潜在能力を高めたいと思います。この移動速度の増加により、固有スキルの追加ダメージが増えることもお忘れなく。
Eのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
“ジャックスの番だな!” フィオラと同じく、「E – カウンターストライク」の使用回数を増やしてカウンターピックとしての有効性を高めることで、このグランドマスターを再び表舞台に立たせたいと思います。Eの使用回数増加により、これまでと違った戦い方が可能になることでしょう。
固有スキルの最後の1発の建造物に対するダメージがクリティカルと同等に。
ジンはとくにタワーの周囲で活躍できずにいるようです。パッチ6.4にて行われた固有スキルにおけるクリティカルダメージへの制限を緩和し、建造物を効率的に破壊できるようにすることで、タワーにダメージを与える能力が高いほかのマークスマンたちと肩を並べられるようにしました。
Rの追加ダメージの上限を撤廃。
ジンクスのRの“モンスターに対するダメージ上限”がチャンピオンに対して適用されていたバグを修正しました。これは主に体力の多い敵へのダメージに影響を及ぼしていました。あらゆる対象へのダメージ上限を撤廃したことで、まさにスーパーでメガでデスな威力を叩き出せるはずです!
Qのコストが一定になり、クールダウンが延長。
カルマは相変わらず複数の役割を担えるフレックスなチャンピオンで、補助性能や回復能力の高さから強すぎる状態にあるため、ウェーブクリアに利用しているスキルを弱体化してソロレーンにおけるマナ効率を低下させました。
Qのダメージ反映率が低下。
カーサスのピック率と勝率が増加しつつあるため、予想以上に大きなパワーを与えることになったパッチ10.14での大幅な強化を元に戻しました。
Qの孤立した対象への追加ダメージが低下。
この捕食者は消化し尽くし、適応しました。過去数回のパッチと最後に行った強化により、カ=ジックスは高スキル帯でほかを引き離す活躍を見せつつあるため、パッチ10.14における強化を少し戻してバランスを取ることにしました。
Qのダメージが増加。Rの合計弾数が増加。
ルシアンはメタから外れて久しく、試合の序盤においてすら、より射程の長いマークスマンのメタチャンピオンに負け続けています。その火力を高め、もう一度復讐の道へと戻してやることにしました。
基本攻撃力が上昇。
この海賊のお姉さんには不運な状況が続いていますが、とはいえそのまま引き下がるような船長ではありません。試合序盤を得意とするマークスマンとしての有効性を高めるため、少しだけ強化を施すことにしました。
Qのクールダウンが短縮。
ボットレーンにおいて強力なCC(行動妨害)を有するダイブ多用型サポートが増加傾向にあるため、モルガナの足枷を外すことでカウンターピックとしての潜在能力を高めました。
Wのシールド量が減少。
ノーチラスはプロシーンでのボットレーンにおける脅威としてしっかりと錨を下ろしているため、ハラスおよび序盤のオールインへの耐性を低下させることにしました。
Qのダメージが増加し、再爆発のダメージが増加。
ほかの強力なミッドチャンピオンに対抗できるように、ニーコのダメージ交換能力とウェーブクリア能力を強化することにしました。これで彼女が自分らしさを取り戻し、活躍できるようになるはずです。
固有スキルのクールダウンが延長、敵チャンピオンとモンスターに対する通常攻撃時のクールダウン解消率が上昇。
ノクターンは平均帯において、危険なほどの割合でミッドレーナーを切り刻んでいるようです。そこでジャングルでのパワーレベルは同程度に維持しつつ、プッシュ力とサステインを低下させました。
Rによる増加移動速度が上昇。
ラカンはダンスを得意としていますが、とはいえもっともっと得意になってもらう必要があるでしょう。エンゲージに関してはサポートチャンピオンの中でもプレミア級になれるよう、さらにテンポアップさせました。
Wの基本ダメージが高スキルレベルで減少。Eの基本ダメージが高スキルレベルで減少。
タンク重視のビルドで、基本ダメージに任せて終盤まで突き進もうとするプレイスタイルを弱体化します。
Qの合計ダメージ反映率が上昇、コストが減少。
パッチ10.15で強化されたにも関わらず、スカーナーは未だ仲間たちとともに休眠状態にあるようです。そこで、尻尾のトゲをもう少し尖らせることにしました。
Qの基本ダメージが高スキルレベルで低下。
シンドラは相変わらずプロの試合において支配的なピックとなっているため、パワーの先鋭化を続けていきます。今回はとくに序盤から中盤にかけてのレーン戦における威圧的な支配力に焦点を当てました。
クリティカル率3%ごとにEのダメージが1%上昇するように。
トリスターナは序盤の射程が弱体化されて以来、ミッドレーンにおける特定の組み合わせを除いては活躍できない状態が続いています。ボットレーンのクリティカルビルドを強化することで、マークスマンとしての有効性を高めました。
基本魔法防御が上昇。
この小さなヨードルを強化してミッドレーンで活躍できるようにします。ボットレーンではすでに十分強力なので、魔法防御を増加させることにしました。
Qによる増加移動速度が低下。
ボリベアは平均帯とプロシーンの両方で容赦なく嵐を呼び込む稀代の獣です。そこで彼の機動性とゲーム終盤の成長度合いを低下させることにしました。
基本魔法防御が上昇。Rの基本ダメージが高スキルレベルで増加。
ミッドレーンとプロの試合に焦点を当て、ヤスオを慎重に強化することにしました。ベイガーと同様、魔法ダメージチャンピオンが主流となっているミッドで少し余裕を持てるようにしたほか、連携の取れたチームで活用できるよう、アルティメットスキルの火力も高めています。
固有スキルの追加ダメージ反映率が一定になり、建造物に対する最大ダメージが上昇。
建造物を破壊しやすいよう、そして何よりアーティラリーメイジ(機動力が低い代わりに、超長距離攻撃を得意とするサブクラス)をメタに追加できるよう、この爆弾魔ヨードルを強化しました。
アイオニアClashのリクルートセッションが始まりました! クライアントのClashタブで開始時間や詳細を確認しておきましょう!
LoLをDX11に対応させる選択制のベータテストを実施します! 参加方法の詳細は該当記事をご覧ください。
精霊の花祭り2020ショップ内にて「宵闇の花クロマ(精霊の花祭りスレッシュ) + アイコン - 近日登場」と表記されていますが、正しくは「宵闇の花クロマ(精霊の花祭りスレッシュ) + アイコン」となります。
今回のパッチで以下のスキンがリリースされます。高解像度のスプラッシュアートをリーグ・ディスプレイで手に入れましょう!